ほどよい重さで軽く土層を描く 分層ナイフ

コラム

埋蔵文化財発掘調査において、土層の観察は重要な意味を持つそうです。

あなたが発掘調査に携わる調査員の方だとして、試掘坑の壁面、土層の境にはいったい何で線を引いているでしょうか。

食器のナイフ千枚通し?はたまた五寸釘?弊社の商品、分層ナイフを使ってみませんか。

分層ナイフの特徴

相手が土とはいえ、食器のナイフや五寸釘などの軽いもので線を引こうとすると、それなりの握力が必要です。

小さな試掘坑ならいざ知らず、広大な範囲に線を引くと疲れてしまいます。さらに、握力に任せて描くと強く深い線になり、変更したいと思ったときに消す作業が大変です。

分層ナイフは、ほどよい重さと手になじむ大きさを意識して制作しています。そっと持ったまま壁面を滑らせるだけで線を描くことができ、握力が要りません。

また、強い力で描かずにすむので、浅く細い線を描くことができます。

分層ナイフの注意点

分層ナイフの先端は鋭利に尖っているので、扱いにはご注意ください。

専用の鞘をご用意したいところですが、残念ながら現時点では制作のめどがありません。市販のカッターナイフケースなどをご利用ください。

分層ナイフの情報

材質 鉄

全長 約20cm

刃渡り 約10cm

重量 約100g

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